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Oda Style

住み続けるための基本性能

耐久性

末永く住み続けるために

耐震性能・快適性能が高く、機能性が高い間取りの住宅を建てる事は大切ですが、その構造躯体が長く健全に維持される事がそれ以上に大切だと考えています。

木造住宅にとって、構造躯体を駄目にしてしまう主な原因は、水(雨漏り・壁体内結露)による腐朽と、シロアリよる食害です。1995年に起こった「阪神大震災」では、震災後に行われた被害調査によって、倒壊した住宅の大半がシロアリ被害や木腐朽被害などにより耐震性能が低下していた事がわかっています。

私達は、雨漏りリスクの高い部分を把握し、適切な防水施工に注力し、壁体内結露については、起こりうる条件下での結露計算を行い、壁体内結露が起こらない事を確認しています。さらにシロアリ被害については、㈱コシイプレザービングのハウスガードシステムを採用することにより、シロアリ被害のリスク低減を図っています。

耐久性 イメージ

耐震性

安全に住み続けるために

独立行政法人防災科学技術研究所が公開している「全国地震動予測地図」によると、今後30年以内に震度6強以上の地震が起こる確率は、私達が住む兵庫県ではさほど高くはないようです。ただ、2016年に起こった「熊本地震」は、それまで危険性が低いと考えられていた地域で発生しました。日本に暮らす以上、大きな地震が絶対に起きない場所はどこにも無いということです。

建築基準法の定める耐震基準は、1981年、2000年と見直され、より耐震性の高いものへと変わって来ました。しかし、大きな地震により倒壊・全壊の被害を受ける住宅の多くは1981年以前の建物でしたが、「熊本地震」では、最新の2000年基準で建てられた住宅が19棟も倒壊・全壊の被害を受けてしまいました。このことは、建築基準法を守るだけでは、大切な住まいを守ることは出来ない事を示しています。

私達は、建築基準法の定める耐震基準「耐震等級1」ではなく、「熊本地震」においても大きな被害を受けずに住み続ける事が出来た、地震力を1.5倍にして計算する「耐震等級3」を標準としています。

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快適性

健やかに住み続けるために

快適性という言葉を聞くと、真冬でも室内で半袖で過ごす様なイメージをされる方が多いと思います。確かに、断熱・気密性能を高めて行くと、上記の様な情景になります。ただ、私達が断熱・気密性能を高めて行く意味は少し違っています。

断熱・気密性能の低い家は、家全体を暖めるのに多くのエネルギーを必要とする為、光熱費が高くなってしまいます。従って、光熱費がかからない様に、人の居る場所だけを暖めることになります。その結果として人の居ない部屋・廊下・トイレ・洗面所・浴室等は寒くなり、暖房をしている部分との温度差が大きくなり、ヒートショック※を起こす危険な状態になってしまいます。そのような空間をつくらない為に、私達は断熱・気密性能を高める努力をしています。そして、断熱・気密性能を高めて行けば、冬の健康性・快適性の向上だけではなく、適切な日射遮蔽※をすることにより、夏の健康性・快適性も向上させる事が出来ます。

※ヒートショック:暖かい場所から、寒い場所に移動すると、血管が縮み血圧が上がります。その状態でお湯につかると、血管が広がり急に血圧が下り、心臓に負担をかけ、心筋梗塞、脳卒中を起こす危険性が高くなります。※日射遮蔽:夏場に室内温度が上がらない様に、窓から入る太陽の熱を遮ること。
快適性 イメージ

ZEH(ゼッチ)への取り組み

2030年のスタンダードな住まい
「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
これから2030年にかけて、政府によるエネルギー政策が段階的に実施されます。
住宅のゼロエネルギー化はもう他人事ではありません。
『自宅でエネルギーを創って、使う』時代がやってきたのです。
ZEHとは、
(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、
住宅の性能を上げる(断熱性能・省エネルギー性能)とともに、エネルギーを創る(太陽光発電等)ことにより、一年間に消費するエネルギー(空調・換気・給湯・照明)の収支を”プラスマイナスゼロ”にする住宅のことです。
従来の電気+ガス併用住宅に比べて、エネルギーが0以下に!
従来の電気+ガス併用住宅に比べて、エネルギーが0以下に

弊社の2020年度の普及実績は0%でした。
2025年度までにZEH住宅の占める割合を50%以上とする目標を立て、ZEH普及に取り組んでいます。

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SDGsは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。

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